小泉進次郎の経歴・学歴と生い立ち|横須賀の野球少年から農林水産相、防衛相まで

小泉進次郎
ひと目でわかるプロフィール 小泉進次郎
こいずみ しんじろう
出身地
神奈川県横須賀市
初当選
2009年(第45回衆議院議員総選挙)
最終学歴
米国コロンビア大学大学院政治学部修了(政治学修士)
主な前職
国会議員秘書
政界入り
国会議員秘書から
生年月日 1981年4月14日
血液型 AB型

小泉進次郎氏は、神奈川県横須賀市を地盤とする衆議院議員です。元首相の小泉純一郎氏を父に持ちますが、大学卒業後はいったん米国へ渡り、大学院とシンクタンクで学び・働いた後、日本の政治現場に入りました。

横須賀で過ごした少年時代、政治を志した学生時代、秘書経験を経て国政へ進み、その後は複数の閣僚ポストを担ってきました。

小泉進次郎氏を理解する3つのポイント
  1. 横須賀で育ち、関東学院六浦の小学校から高校まで学びながら野球に打ち込みました。
  2. 関東学院大学からコロンビア大学大学院へ進み、CSIS研究員と国会議員秘書を経て政界へ入りました。
  3. 青年局長や復興大臣政務官などを経て、環境、農林水産、防衛の各分野で国務大臣を務めています。

小泉進次郎の生い立ち|横須賀で育ち、野球に打ち込んだ少年時代

小泉進次郎氏は1981年4月14日、神奈川県横須賀市で生まれました。小学校から高校まで、関東学院六浦で学んでいます。

学校生活の中で長く続けたのが野球でした。本人は後年、小学校2年生から高校3年生まで野球を続けたと振り返っています。

2000年に関東学院大学経済学部へ進学しました。横須賀で育ち、同じ系列の学校で学んできた生活から、大学時代には将来の進路を自分で考える時期を迎えます。

小泉進次郎の学歴|大学で政治を志し、米国で政治を学ぶ

学歴一覧小泉進次郎の学校歴
横にスクロールできます
区分学校名学部・専攻現在の偏差値・難易度備考
小学校関東学院六浦小学校――小学校から系列校で学ぶ
中学校関東学院六浦中学校――中高一貫
高校関東学院六浦高等学校―現在は高校募集なし中学受験のみで入学を受け入れる完全中高一貫校
大学関東学院大学経済学部40.0(経済学部・2027年度)卒業
大学院コロンビア大学大学院政治学日本式の偏差値なし政治学修士

※偏差値・難易度は小泉氏の在学当時ではなく現在の目安です。関東学院六浦高校は現在高校募集がないため高校偏差値を置かず、大学は河合塾Kei-Netの2027年度データを掲載。海外大学院は日本式偏差値で比較していません。

関東学院大学在学中、小泉氏は政治家を目指す意思を固めました。父の小泉純一郎氏に、自ら政治の道へ進みたいという考えを伝えたと後年明かしています。

できることなら、後を継ぎたい

出典:スポニチアネックス「小泉進次郎氏、純一郎氏に『後を継ぎたい』と伝えた際の反応は?『親父の表情は…』」(2024年9月6日)

2004年3月に関東学院大学経済学部を卒業すると、米国のコロンビア大学大学院政治学部へ進学。2006年5月に修了し、政治学修士号を取得しました。

同年6月からはワシントンD.C.の米国戦略国際問題研究所(CSIS)で研究員を務めました。日本国内の政治家の事務所へすぐ入るのではなく、米国で大学院とシンクタンクを経験してから帰国しています。

人生年表 小泉進次郎さんの歩み
1981年4月14日
神奈川県横須賀市で生まれる
2000年3月
関東学院六浦高等学校を卒業
小学校から高校まで関東学院六浦で学ぶ
2004年3月
関東学院大学経済学部を卒業
2006年5月
米国コロンビア大学大学院政治学部を修了
政治学修士号を取得
2006年6月
米国戦略国際問題研究所(CSIS)研究員となる
2007年5月まで
2007年9月
衆議院議員小泉純一郎氏の秘書となる
2009年7月まで
2008年
自由民主党神奈川県第11選挙区支部長に就任
2009年8月
第45回衆議院議員総選挙で初当選
神奈川県第11区
2011年10月
自由民主党青年局長に就任
2013年9月
内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官に就任
2015年10月まで
2015年10月
自由民主党農林部会長に就任
2017年8月
自由民主党筆頭副幹事長に就任
2018年10月
自由民主党厚生労働部会長に就任
2019年9月
環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)に就任
2021年10月まで
2022年4月
自由民主党神奈川県支部連合会会長に就任
2024年1月
衆議院安全保障委員長に就任
2024年9月まで
2024年9月27日
自由民主党総裁選に初出馬
第1回投票136票で3位
2025年5月
農林水産大臣に就任
第2次石破内閣
2025年10月4日
自由民主党総裁選に2度目の出馬
決選投票で156票
2025年10月
防衛大臣に就任
高市内閣
2026年2月8日
第51回衆議院議員総選挙で7選
神奈川県第11区
2026年9月17日
第2次高市改造内閣で防衛大臣に留任

小泉進次郎の経歴|小泉純一郎氏の秘書から2009年の初当選へ

2007年9月、帰国後の小泉氏は衆議院議員だった父・小泉純一郎氏の秘書となりました。翌2008年には自由民主党神奈川県第11選挙区支部長に就任します。

純一郎氏が政界を退いた後の2009年8月、第45回衆議院議員総選挙に神奈川11区から立候補しました。150,893票を得て初当選し、国会議員としての歩みを始めます。

この総選挙では自民党が政権を失い、小泉氏の国会議員生活は野党議員として始まりました。

青年局長から復興大臣政務官へ

初当選から約2年後の2011年10月、自民党青年局長に就任しました。東日本大震災後の活動では、被災地へ足を運びながら復興に関わった経験を、その後も繰り返し語っています。

東北と福島の復興、地方、現場こそ私の原点だ。

出典:自由民主党「決着 新時代の扉を開ける 小泉進次郎候補 所見発表演説要旨」(2024年9月13日)

2012年の衆院選で2選。2013年9月には内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官に就任し、2015年10月まで政府側の立場で復興を含む政策に携わりました。

その後は自民党農林部会長、筆頭副幹事長、厚生労働部会長を歴任します。環境分野だけではなく、農政や社会保障を担当する党内ポストも経験していきました。

2019年、環境大臣として初入閣

2019年9月、環境大臣として初入閣しました。内閣府特命担当大臣(原子力防災)も兼務し、菅内閣でも続投しています。

2021年3月には気候変動担当も兼務。環境相在任中には、2050年カーボンニュートラル、2030年度の温室効果ガス削減目標、プラスチック資源循環などが主要な政策課題となりました。

全国一律のレジ袋有料化は、小泉氏の環境相就任前の2019年5月に策定された「プラスチック資源循環戦略」に位置付けられ、その後の省令改正を経て2020年7月に施行された制度です。小泉氏の在任期には制度の施行と、より広いプラスチック資源循環法制の整備が進みました。

2024年、自民党総裁選に初めて立候補

環境相退任後は、2021年11月に自民党総務会長代理、2022年4月に自民党神奈川県連会長となりました。2024年1月には衆議院安全保障委員長に就任しています。

同年9月の自民党総裁選では初めて総裁候補として立候補しました。第1回投票では国会議員票75票、党員算定票61票の計136票で3位となり、上位2人による決選投票には進みませんでした。

総裁選後の2024年10月の衆院選では神奈川11区で6選しています。

農林水産大臣就任と2度目の総裁選

2025年5月、石破内閣で農林水産大臣に就任しました。当時は米価上昇への対応が大きな政策課題となっており、就任会見でも米政策を最優先事項の一つに挙げました。

とにかく米に尽きると思っています。

出典:農林水産省「小泉農林水産大臣就任記者会見概要」(2025年5月21日)

政府備蓄米については、従来の競争入札だけではなく随意契約による売り渡しを進めました。本人の公式Xでも、契約申し込みの状況を発信しています。

その年の自民党総裁選にも立候補しました。2025年10月4日の第1回投票では164票を獲得して決選投票へ進み、決選投票では156票。185票を得た高市早苗氏が総裁に選出されました。

防衛大臣として安全保障分野へ

2度目の総裁選後、2025年10月に発足した高市内閣で防衛大臣に就任しました。かつて衆議院安全保障委員長を務めた安全保障分野を、閣僚として担当することになります。

2026年2月の第51回衆議院議員総選挙では神奈川11区で7選。その後も防衛大臣を務め、同年9月17日の第2次高市改造内閣でも留任しました。

選挙歴 小泉進次郎の選挙歴
横にスクロールできます
年月日選挙選挙区・地域所属結果得票・順位
第45回衆議院議員総選挙
定数:1 比例復活:なし
初当選
神奈川県 第11区 自由民主党 当選 150893 1
第46回衆議院議員総選挙
定数:1 比例復活:なし
2選
神奈川県 第11区 自由民主党 当選 184360 1
第47回衆議院議員総選挙
定数:1 比例復活:なし
3選
神奈川県 第11区 自由民主党 当選 168953 1
第48回衆議院議員総選挙
定数:1 比例復活:なし
4選
神奈川県 第11区 自由民主党 当選 154761 1
第49回衆議院議員総選挙
定数:1 比例復活:なし
5選
神奈川県 第11区 自由民主党 当選 147634 1
第50回衆議院議員総選挙
定数:1 比例復活:なし
6選
神奈川県 第11区 自由民主党 当選 129779 1
第51回衆議院議員総選挙
定数:1 比例復活:なし
7選
神奈川県 第11区 自由民主党 当選 149029 1
政治人生の転機 小泉進次郎の政治人生の転機
01
2009年8月
神奈川11区から初当選
小泉純一郎氏の秘書を経て、第45回衆議院議員総選挙に出馬し初当選。
なぜ転機なのか 秘書として政治を支える立場から、自ら国会議員として活動する立場へ移ったため。
02
2013年9月
復興大臣政務官として政府側へ
内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官に就任。
なぜ転機なのか 党の若手議員としての活動から、政府の役職を担う段階へ進んだため。
03
2019年9月
環境大臣として初入閣
環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)に就任。
なぜ転機なのか 初めて国務大臣となり、環境・気候変動・原子力防災を担当する立場となったため。
04
2025年10月
防衛大臣に就任
農林水産大臣を経て、高市内閣で防衛大臣に就任。
なぜ転機なのか 農政から安全保障・防衛政策を担う閣僚へ担当分野が移ったため。

小泉進次郎氏が取り組んできた政策と政治姿勢

気候変動とプラスチック資源循環

環境相時代には、気候変動対策と資源循環の両方を担当しました。プラスチックについては、製品設計から使用、回収、再資源化までライフサイクル全体を対象とする制度づくりが進められました。

そのスタートとなる法律です。

出典:環境省「小泉大臣記者会見録(令和3年3月9日)」(2021年3月9日)

「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」は2021年6月に公布され、2022年4月に施行されました。

食料安全保障と農業の構造転換

農林水産大臣就任時には、食料の安定供給を農政の重要な使命として示しました。同時に、農地の大区画化、スマート農業、水政策など、中長期の農業構造に関わる課題にも言及しています。

2025年夏の渇水時には農業用水の現場にも入り、公式Xでその状況を発信しました。

防衛力整備と自衛隊員の勤務環境

防衛大臣としては、防衛力の整備に加えて、自衛官の処遇、防衛生産・技術基盤、安全保障関連三文書の改定などを所管しています。

1年目以上の速度と強度で

出典:防衛省「防衛大臣記者会見|令和8年9月18日」(2026年9月18日)

2026年3月には、特殊勤務手当の新設や被服貸与の拡充など、自衛官の処遇改善に関する内容を公式Xで紹介しました。

同年には、海上自衛隊によるトマホークミサイルの実射試験についても発信しています。

政治改革と自民党改革

2024年と2025年の総裁選では、政治資金の透明化、党改革、国会改革、規制改革などを掲げました。2025年の所見発表演説では、党の立て直しを主要テーマの一つに据えています。

国民の声を聞き、不安に向き合い

出典:自由民主党「立て直す。国民の声とともに 小泉進次郎候補 所見発表演説要旨」(2025年9月24日)

2024年の総裁選では労働市場改革、ライドシェア、スタートアップ支援なども規制改革の対象として示しました。2025年には物価高対策など経済・生活分野も所見の中で取り上げています。

社会保障と「人生100年時代」

2018年に自民党厚生労働部会長を務めた時期には、長寿化や働き方の変化を前提とした社会保障制度を党内で議論しました。

年齢だけで生活や働き方を一律に区切るのではなく、多様な選択を可能にする制度設計を論点として扱ってきたことは、その後の総裁選で訴えた労働市場改革とも重なる政策分野です。

「海業」と地域振興

地元の三浦半島と関係の深い政策の一つが「海業(うみぎょう)」です。漁港や漁村の地域資源を生かし、漁業だけでなく観光、飲食、交流などを組み合わせて地域の所得や雇用につなげる考え方です。

小泉氏は自民党の海業振興に関する議論に関わり、農林水産大臣時代にも全国展開を政策課題として扱いました。

小泉進次郎氏の国会発言をテーマ別に見る

一次情報を深掘り

記事本文で扱ったテーマを、本人の国会発言まで深掘りできます。まずは代表的な発言を表示し、関連発言があるテーマだけ追加で確認できます。

気候変動・カーボンニュートラル

このテーマの関連発言をさらに見る 1件
参議院 環境委員会

2030年度46%削減目標と2050年カーボンニュートラルに向け、再生可能エネルギー導入などを省庁横断で進める考えを説明した。

国会会議録で発言全文を見る

プラスチック資源循環

備蓄米・米価安定

このテーマの関連発言をさらに見る 1件
参議院 予算委員会

放出した備蓄米について、市場環境が整った段階で同量を戻す考えと、原則として国産米で備蓄水準を回復する方針を説明した。

国会会議録で発言全文を見る

自衛官・予備自衛官の人的基盤

このテーマの関連発言をさらに見る 1件
参議院 外交防衛委員会

予備自衛官等を防衛力の基盤を支える存在と位置付け、制度見直しや処遇改善を通じて安定的に確保する方針を説明した。

国会会議録で発言全文を見る

政治改革

※ 内容の要点は公式一次情報をもとに整理しています。正確な文脈・全文は各リンク先の公式資料から確認できます。

本人が語るこれまでの歩み

2024年の自民党総裁選に立候補した際には、本人の公式YouTubeで、少年時代から政治を志すまでを振り返る動画「小泉進次郎の人生」を公開しています。

小泉進次郎氏の現在情報

2026年9月29日 時点
現在の公職 衆議院議員・防衛大臣
現在の所属 自由民主党
選挙区・選出地域 神奈川11区
現在の期・任期 衆議院議員7期目
現在の主な役職
防衛大臣 自由民主党神奈川県支部連合会会長

第2次高市改造内閣で防衛大臣に留任し、安全保障関連三文書の改定など防衛政策を担当している。

PR|関連書籍
小泉進次郎さんの著書・関連書籍
【POD】徹底検証 小泉進次郎 「セクシー発言」から“決める政治”へ──人気と実力は並び立つのか?
書籍
【POD】徹底検証 小泉進次郎 「セクシー発言」から“決める政治”へ──人気と実力は並び立つのか?
著者:ワカルラボ / 出版社:ブイツーソリューション / 発売日:2025年06月06日頃
小泉進次郎と福田達夫
書籍
小泉進次郎と福田達夫
著者:田崎 史郎 / 出版社:文藝春秋 / 発売日:2017年11月17日頃
小泉進次郎の挑戦
書籍
小泉進次郎の挑戦
出版社:宝島社 / 発売日:2024年11月25日

PR:商品リンクにはアフィリエイトリンクを含みます。

参考・出典 この記事で参照した主な資料
公式・一次情報
選挙・公的資料

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA