吉川里奈の経歴・学歴と生い立ち|看護師から参政党で政界入り、衆議院議員へ

吉川里奈
ひと目でわかるプロフィール 吉川里奈
よしかわ りな
出身地
大阪府大阪市
初当選
2024年(第50回衆議院議員総選挙(比例代表))
最終学歴
大阪府立大学看護学部卒業
政界入り
専門職から
生年月日 1987年5月25日

吉川里奈氏は、政治の世界へ入る前、長く医療現場で働いてきた人物です。大学病院の看護師から美容医療へ仕事の場を移し、その後、国政へ進みました。

医療の仕事と3人の子育てを続けた時期、政治活動へ参加するまでの経緯、初出馬での落選を経て国会議員となり、党運営にも携わるようになった歩みをたどります。

吉川里奈氏を理解する3つのポイント
  1. 医療現場を基盤に持つ専門職出身で、仕事と子育てを並行してきた経歴があります。
  2. 政治参加から国政入りまでの期間は短く、最初の国政選挙では落選も経験しました。
  3. 国会では法務から国土交通へ担当分野を広げ、党内でも執行部の役割を担うようになりました。

吉川里奈の生い立ち|大阪で生まれ、小学生の入院経験から看護の道へ

吉川里奈氏は1987年、大阪市で3人きょうだいの長女として生まれました。

小学生の頃には入院と手術を経験しています。入院中に難病と闘う子どもたちと出会い、後に公式プロフィールで、看護師を志す原点となった当時の思いを明かしています。

「命を守る人になりたい」

出典:吉川りな公式サイト「メッセージ&プロフィール」(公開日記載なし)

進学先は大阪府立大学看護学部でした。2010年に卒業し、看護師と保健師の免許を取得しています。

吉川里奈の学歴|大学病院で約8年、3人の出産・育児と看護師の仕事

大学卒業後は大阪市立大学医学部附属病院に入り、約8年間、看護師として勤務しました。手術室、血液内科病棟、血管内治療に関わる現場などで経験を重ねています。

その勤務期間には3人の出産と育児も経験しました。本人のプロフィールでは、育児と仕事を両立しながら看護に従事した時期として記されています。

後年、仕事や家庭を抱えていた頃の自身を表す言葉について、Xでも発信しています。

学歴一覧吉川里奈の学校歴
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区分学校名学部・専攻現在の偏差値・難易度備考
大学大阪府立大学看護学部旧大学・学部再編のため現在値と単純比較しない卒業/現在は大阪公立大学へ統合

※大阪府立大学は現在の大阪公立大学へ統合され、学部構成も変わっているため、現在の偏差値を本人在学時の看護学部へ機械的に当てはめていません。

2018年、美容医療へ転身してアートメイク専門看護師に

2018年には大学病院を離れ、美容医療の分野へ転身しました。

本人は、保険診療の在り方への疑問に加え、育児をしながら従来の働き方を続ける難しさに直面したことを理由として挙げています。新しい仕事として選んだのがアートメイク専門看護師でした。

その後は大阪と東京で活動しました。大学病院を退職しても看護師資格を生かしながら、臨床病院とは異なる医療分野で仕事を続ける形でした。

政治への関心が強まり、2023年に参政党へ参加

子育てをする中で社会制度や政治へ意識を向けるようになり、本人はLGBT理解増進法の国会審議と成立を政治活動へ踏み出す具体的な契機として挙げています。

そして2023年に参政党の活動へ参加しました。同年には東京1区の国政改革委員として党の記者会見にも登壇しています。

政治家として長い経歴を積んでから党活動へ加わったのではなく、医療の専門職と子育てを続けてきた生活から直接、政治活動へ入った形です。

人生年表 吉川里奈さんの歩み
1987年5月
大阪府大阪市で生まれる
3人きょうだいの長女
2010年
大阪府立大学看護学部を卒業
看護師・保健師免許を取得
2010年
大阪市立大学医学部附属病院に勤務
約8年間、看護師として勤務
2018年
美容医療分野へ転身
アートメイク専門看護師として大阪・東京で活動
2023年
参政党の政治活動に参加
本人はLGBT理解増進法成立を参加のきっかけとして挙げる
2024年4月
衆議院東京15区補欠選挙に初出馬
8,639票で落選
2024年10月
第50回衆議院議員総選挙で初当選
比例九州ブロック
2024年10月
参政党ボードメンバーに就任
2025年5月
参政党代表選挙に立候補
2025年9月
参政党副代表に就任
2026年2月
第51回衆議院議員総選挙で2期目当選
東京1区から重複立候補し比例東京で当選
2026年2月
衆議院国土交通委員会に所属

吉川里奈の経歴|東京15区補選で初出馬、街頭に立つ生活へ

最初に実際の選挙へ出たのは、2024年4月28日投開票の衆議院東京15区補欠選挙です。江東区を選挙区とする補欠選挙で、参政党公認候補として立候補しました。

これが吉川氏にとって初めての公職選挙でした。9人が立候補した選挙で8,639票を獲得しましたが、6位で落選しています。

選挙期間に入る前の4月、街頭活動を重ねる中で本人が感じていた変化を記した投稿があります。

初出馬では議席に届きませんでしたが、この年の国政選挙はここで終わりませんでした。

比例九州を回り、半年後の衆院選で初当選

2024年10月の第50回衆議院議員総選挙では、参政党の比例九州ブロック単独候補として選挙戦に入りました。

九州ブロックの参政党得票は277,201票。党は同ブロックで1議席を獲得し、名簿1位だった吉川氏が衆議院議員へ初当選しました。

九州各地を回る選挙戦では、個別の政治テーマについても自身の言葉で発信していました。

投開票翌日の党記者会見では、初めて国会へ入る立場から次のように話しました。

「普通の主婦が国会に行く、そうした結果を残せた」

出典:参政党「令和6年10月28日 定例記者会見」(2024年11月1日)

同じ10月28日には党のボードメンバー交代も発表され、新たに当選した吉川氏、北野裕子氏、鈴木敦氏が党運営を担うメンバーへ加わりました。

選挙歴 吉川里奈の選挙歴
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年月日選挙選挙区・地域所属結果得票・順位
衆議院議員補欠選挙(東京都第15区)
定数:1 比例復活:なし
初出馬
東京都 第15区 参政党 落選 8,639票 6位
第50回衆議院議員総選挙(比例代表)
定数:20 比例復活:該当なし
比例単独で初当選。参政党は比例九州ブロックで1議席を獲得
比例九州ブロック 参政党 当選 個人得票なし(参政党277,201票) 参政党名簿1位
第51回衆議院議員総選挙
定数:1 比例復活:あり
比例東京ブロックで2期目当選。比例東京での参政党得票は427,028票
東京都 第1区/比例東京ブロック 参政党 小選挙区落選・比例代表で当選 25,232票 3位

法務委員として始まった1期目と党運営

初当選後は衆議院法務委員会に所属しました。議員活動の初期から質問主意書も提出し、選挙報道、外国免許切替制度、地方自治体と海外都市との関係など複数のテーマを扱っています。

当選後最初の年末には、前年とは異なる立場で迎えた街頭活動について投稿しました。

法務委員会では情報保全や安全保障に関わる論点にも質問を広げました。2025年3月の質疑後には、その内容をXで直接紹介しています。

党内では2025年5月、参政党が初めて実施した代表選挙にも立候補しました。各地の街頭演説や討論会に候補者として参加し、国会議員就任から約半年で党代表を争う選挙へ進んでいます。

副代表就任、そして2026年は東京1区から再び選挙へ

2025年には党内の役割がさらに変わりました。夏には幹事長代理を務めた後、9月の党人事で参政党副代表に就任しました。

「今後も党員の皆様の代弁者として全身全霊で取り組んでまいります。」

出典:参政党「定例記者会見報告 9月8日(月)」(2025年9月16日)

次の衆院選では、前回の比例九州単独から選挙の形が変わります。2026年2月8日の第51回衆院選では、東京都第1区から小選挙区と比例東京ブロックの重複候補として出馬しました。

東京1区では25,232票で3位となり、小選挙区では議席を得られませんでした。一方、比例東京ブロックで当選し、衆議院議員として2期目に入りました。

第221回国会では国土交通委員会に所属。1期目に比例九州の議員として九州8県を回った経験にも触れながら、地域交通、観光、インフラ、防災などへ質問分野を広げています。

政治人生の転機 吉川里奈の政治人生の転機
01
2018年
大学病院から美容医療へ
約8年間勤めた大学病院を離れ、アートメイク専門看護師へ転身。
なぜ転機なのか 臨床看護から新しい働き方へ職業人生の方向が変わった。
02
2023年
参政党の活動へ参加
医療・子育ての仕事を続ける中から政治活動へ踏み出した。
なぜ転機なのか 専門職としての生活から政治参加へ進路が変わった。
03
2024年10月
比例九州で衆議院初当選
初出馬の落選から約半年後、第50回衆院選で国政入り。
なぜ転機なのか 候補者から国会議員へ立場が変わった。
04
2025年9月
参政党副代表に就任
国会議員としての活動に加え、党執行部の役割を担うようになった。
なぜ転機なのか 党運営を担う立場へ政治活動の範囲が広がった。

吉川里奈氏が国会で取り上げてきた政策・政治姿勢

1期目の法務委員会と質問主意書、2期目の予算委員会・国土交通委員会で扱ったテーマから、継続性や具体性のある論点を見ていきます。

外免切替制度と交通安全

2024年11月28日、「外国で取得した運転免許証の切替制度の見直しに関する質問主意書」を提出しました。住所確認、知識・技能確認など制度運用の安全性を問い、その後も2025年3月、6月に関連する質問主意書を提出しています。

制度が見直された後も、旧制度で免許を取得した人への対応などを論点として発信を続けています。

選択的夫婦別姓と家族制度

法務委員会では、選択的夫婦別姓を導入する法案や戸籍制度についても質問しました。本人と参政党は選択的夫婦別姓に反対する立場を示しています。

2025年6月の投稿では、自身がこの制度をどのような問題として捉えているかを示しました。

高校授業料支援と公教育

2026年3月9日の予算委員会では、いわゆる高校授業料無償化を取り上げました。教育機会を広げる目的に触れる一方、私立高校への支援拡大による公立高校の定員割れや、地域で公教育を維持する影響について政府に検証を求めています。

「教育は単なるサービスではなく、国家の未来をつくる公共の基盤である」

出典:衆議院「第221回国会 予算委員会 第8号」(2026年3月9日)

民泊とオーバーツーリズム

2026年3月と4月の国土交通委員会では、新宿区で増えている民泊を取り上げました。違法営業への自治体の監督、家主不在型民泊、新築の民泊専用物件などについて国土交通省の対応を質問しています。

観光客が特定地域へ集中するオーバーツーリズムについては、海外の入域料や宿泊税、料金設定の例を挙げながら、観光地の負担をどう支えるかという制度面を議論しました。

下水道更新とウォーターPPP

2026年5月22日の国土交通委員会では、老朽化した下水道の更新とウォーターPPPをめぐる政府方針を取り上げました。国費支援と官民連携方式を結び付けることで、自治体の選択肢が事実上狭くなる可能性を問題として示しています。

「安全対策に必要な予算を特定の官民連携手法と結びつけるべきではありません。」

出典:衆議院「第221回国会 国土交通委員会 第10号」(2026年5月22日)

首都直下地震と国土強靱化

2026年7月22日の国土交通委員会では、首都直下地震が発生した場合の政府機能や交通行政の継続、バックアップ体制を質問しました。

第三次国土形成計画についても、大規模災害時の代替機能や地方への機能分散を含め、安全性の高い国土づくりを政府に求めています。

初出馬時の政見放送で見る吉川里奈氏

2024年の東京15区補欠選挙では、参政党公式チャンネルから吉川氏の政見放送が公開されています。政治家として初めて選挙へ臨んだ時期の話し方や訴え方を映像で確認できます。

吉川里奈氏の国会発言をテーマ別に見る

一次情報を深掘り

記事本文で扱ったテーマを、本人の国会発言まで深掘りできます。まずは代表的な発言を表示し、関連発言があるテーマだけ追加で確認できます。

エネルギー安全保障

旅客運送の安全規制

法曹養成と司法修習

※ 内容の要点は公式一次情報をもとに整理しています。正確な文脈・全文は各リンク先の公式資料から確認できます。

吉川里奈氏の現在情報

2026年9月7日 時点
現在の公職 衆議院議員
現在の所属 参政党
選挙区・選出地域 比例東京ブロック
現在の期・任期 衆議院議員2期目
現在の主な役職
参政党副代表 参政党ボードメンバー 参政党政務調査会 国土交通(災害対策)部会長 衆議院国土交通委員

第221回国会では民泊、公共インフラ、防災、地域交通などを国土交通分野の主要な論点として扱っている。

参考・出典 この記事で参照した主な資料
公式・一次情報
選挙・公的資料

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