小泉進次郎氏は、神奈川県横須賀市を地盤とする衆議院議員です。元首相の小泉純一郎氏を父に持ちますが、大学卒業後はいったん米国へ渡り、大学院とシンクタンクで学び・働いた後、日本の政治現場に入りました。
横須賀で過ごした少年時代、政治を志した学生時代、秘書経験を経て国政へ進み、その後は複数の閣僚ポストを担ってきました。
- 横須賀で育ち、関東学院六浦の小学校から高校まで学びながら野球に打ち込みました。
- 関東学院大学からコロンビア大学大学院へ進み、CSIS研究員と国会議員秘書を経て政界へ入りました。
- 青年局長や復興大臣政務官などを経て、環境、農林水産、防衛の各分野で国務大臣を務めています。
小泉進次郎の生い立ち|横須賀で育ち、野球に打ち込んだ少年時代
小泉進次郎氏は1981年4月14日、神奈川県横須賀市で生まれました。小学校から高校まで、関東学院六浦で学んでいます。
学校生活の中で長く続けたのが野球でした。本人は後年、小学校2年生から高校3年生まで野球を続けたと振り返っています。
2000年に関東学院大学経済学部へ進学しました。横須賀で育ち、同じ系列の学校で学んできた生活から、大学時代には将来の進路を自分で考える時期を迎えます。
小泉進次郎の学歴|大学で政治を志し、米国で政治を学ぶ
| 区分 | 学校名 | 学部・専攻 | 現在の偏差値・難易度 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 小学校 | 関東学院六浦小学校 | ― | ― | 小学校から系列校で学ぶ |
| 中学校 | 関東学院六浦中学校 | ― | ― | 中高一貫 |
| 高校 | 関東学院六浦高等学校 | ― | 現在は高校募集なし | 中学受験のみで入学を受け入れる完全中高一貫校 |
| 大学 | 関東学院大学 | 経済学部 | 40.0(経済学部・2027年度) | 卒業 |
| 大学院 | コロンビア大学大学院 | 政治学 | 日本式の偏差値なし | 政治学修士 |
※偏差値・難易度は小泉氏の在学当時ではなく現在の目安です。関東学院六浦高校は現在高校募集がないため高校偏差値を置かず、大学は河合塾Kei-Netの2027年度データを掲載。海外大学院は日本式偏差値で比較していません。
関東学院大学在学中、小泉氏は政治家を目指す意思を固めました。父の小泉純一郎氏に、自ら政治の道へ進みたいという考えを伝えたと後年明かしています。
できることなら、後を継ぎたい
出典:スポニチアネックス「小泉進次郎氏、純一郎氏に『後を継ぎたい』と伝えた際の反応は?『親父の表情は…』」(2024年9月6日)
2004年3月に関東学院大学経済学部を卒業すると、米国のコロンビア大学大学院政治学部へ進学。2006年5月に修了し、政治学修士号を取得しました。
同年6月からはワシントンD.C.の米国戦略国際問題研究所(CSIS)で研究員を務めました。日本国内の政治家の事務所へすぐ入るのではなく、米国で大学院とシンクタンクを経験してから帰国しています。
小泉進次郎の経歴|小泉純一郎氏の秘書から2009年の初当選へ
2007年9月、帰国後の小泉氏は衆議院議員だった父・小泉純一郎氏の秘書となりました。翌2008年には自由民主党神奈川県第11選挙区支部長に就任します。
純一郎氏が政界を退いた後の2009年8月、第45回衆議院議員総選挙に神奈川11区から立候補しました。150,893票を得て初当選し、国会議員としての歩みを始めます。
この総選挙では自民党が政権を失い、小泉氏の国会議員生活は野党議員として始まりました。
青年局長から復興大臣政務官へ
初当選から約2年後の2011年10月、自民党青年局長に就任しました。東日本大震災後の活動では、被災地へ足を運びながら復興に関わった経験を、その後も繰り返し語っています。
東北と福島の復興、地方、現場こそ私の原点だ。
出典:自由民主党「決着 新時代の扉を開ける 小泉進次郎候補 所見発表演説要旨」(2024年9月13日)
2012年の衆院選で2選。2013年9月には内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官に就任し、2015年10月まで政府側の立場で復興を含む政策に携わりました。
その後は自民党農林部会長、筆頭副幹事長、厚生労働部会長を歴任します。環境分野だけではなく、農政や社会保障を担当する党内ポストも経験していきました。
2019年、環境大臣として初入閣
2019年9月、環境大臣として初入閣しました。内閣府特命担当大臣(原子力防災)も兼務し、菅内閣でも続投しています。
2021年3月には気候変動担当も兼務。環境相在任中には、2050年カーボンニュートラル、2030年度の温室効果ガス削減目標、プラスチック資源循環などが主要な政策課題となりました。
全国一律のレジ袋有料化は、小泉氏の環境相就任前の2019年5月に策定された「プラスチック資源循環戦略」に位置付けられ、その後の省令改正を経て2020年7月に施行された制度です。小泉氏の在任期には制度の施行と、より広いプラスチック資源循環法制の整備が進みました。
2024年、自民党総裁選に初めて立候補
環境相退任後は、2021年11月に自民党総務会長代理、2022年4月に自民党神奈川県連会長となりました。2024年1月には衆議院安全保障委員長に就任しています。
同年9月の自民党総裁選では初めて総裁候補として立候補しました。第1回投票では国会議員票75票、党員算定票61票の計136票で3位となり、上位2人による決選投票には進みませんでした。
総裁選後の2024年10月の衆院選では神奈川11区で6選しています。
農林水産大臣就任と2度目の総裁選
2025年5月、石破内閣で農林水産大臣に就任しました。当時は米価上昇への対応が大きな政策課題となっており、就任会見でも米政策を最優先事項の一つに挙げました。
とにかく米に尽きると思っています。
出典:農林水産省「小泉農林水産大臣就任記者会見概要」(2025年5月21日)
政府備蓄米については、従来の競争入札だけではなく随意契約による売り渡しを進めました。本人の公式Xでも、契約申し込みの状況を発信しています。
その年の自民党総裁選にも立候補しました。2025年10月4日の第1回投票では164票を獲得して決選投票へ進み、決選投票では156票。185票を得た高市早苗氏が総裁に選出されました。
防衛大臣として安全保障分野へ
2度目の総裁選後、2025年10月に発足した高市内閣で防衛大臣に就任しました。かつて衆議院安全保障委員長を務めた安全保障分野を、閣僚として担当することになります。
2026年2月の第51回衆議院議員総選挙では神奈川11区で7選。その後も防衛大臣を務め、同年9月17日の第2次高市改造内閣でも留任しました。
| 年月日 | 選挙 | 選挙区・地域 | 所属 | 結果 | 得票・順位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2009年 8月30日 | 第45回衆議院議員総選挙 初当選 | 神奈川県 第11区 | 自由民主党 | 当選 | 150893 1 |
| 2012年 12月16日 | 第46回衆議院議員総選挙 2選 | 神奈川県 第11区 | 自由民主党 | 当選 | 184360 1 |
| 2014年 12月14日 | 第47回衆議院議員総選挙 3選 | 神奈川県 第11区 | 自由民主党 | 当選 | 168953 1 |
| 2017年 10月22日 | 第48回衆議院議員総選挙 4選 | 神奈川県 第11区 | 自由民主党 | 当選 | 154761 1 |
| 2021年 10月31日 | 第49回衆議院議員総選挙 5選 | 神奈川県 第11区 | 自由民主党 | 当選 | 147634 1 |
| 2024年 10月27日 | 第50回衆議院議員総選挙 6選 | 神奈川県 第11区 | 自由民主党 | 当選 | 129779 1 |
| 2026年 2月8日 | 第51回衆議院議員総選挙 7選 | 神奈川県 第11区 | 自由民主党 | 当選 | 149029 1 |
小泉進次郎氏が取り組んできた政策と政治姿勢
気候変動とプラスチック資源循環
環境相時代には、気候変動対策と資源循環の両方を担当しました。プラスチックについては、製品設計から使用、回収、再資源化までライフサイクル全体を対象とする制度づくりが進められました。
そのスタートとなる法律です。
出典:環境省「小泉大臣記者会見録(令和3年3月9日)」(2021年3月9日)
「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」は2021年6月に公布され、2022年4月に施行されました。
食料安全保障と農業の構造転換
農林水産大臣就任時には、食料の安定供給を農政の重要な使命として示しました。同時に、農地の大区画化、スマート農業、水政策など、中長期の農業構造に関わる課題にも言及しています。
2025年夏の渇水時には農業用水の現場にも入り、公式Xでその状況を発信しました。
防衛力整備と自衛隊員の勤務環境
防衛大臣としては、防衛力の整備に加えて、自衛官の処遇、防衛生産・技術基盤、安全保障関連三文書の改定などを所管しています。
1年目以上の速度と強度で
出典:防衛省「防衛大臣記者会見|令和8年9月18日」(2026年9月18日)
2026年3月には、特殊勤務手当の新設や被服貸与の拡充など、自衛官の処遇改善に関する内容を公式Xで紹介しました。
同年には、海上自衛隊によるトマホークミサイルの実射試験についても発信しています。
政治改革と自民党改革
2024年と2025年の総裁選では、政治資金の透明化、党改革、国会改革、規制改革などを掲げました。2025年の所見発表演説では、党の立て直しを主要テーマの一つに据えています。
国民の声を聞き、不安に向き合い
出典:自由民主党「立て直す。国民の声とともに 小泉進次郎候補 所見発表演説要旨」(2025年9月24日)
2024年の総裁選では労働市場改革、ライドシェア、スタートアップ支援なども規制改革の対象として示しました。2025年には物価高対策など経済・生活分野も所見の中で取り上げています。
社会保障と「人生100年時代」
2018年に自民党厚生労働部会長を務めた時期には、長寿化や働き方の変化を前提とした社会保障制度を党内で議論しました。
年齢だけで生活や働き方を一律に区切るのではなく、多様な選択を可能にする制度設計を論点として扱ってきたことは、その後の総裁選で訴えた労働市場改革とも重なる政策分野です。
「海業」と地域振興
地元の三浦半島と関係の深い政策の一つが「海業(うみぎょう)」です。漁港や漁村の地域資源を生かし、漁業だけでなく観光、飲食、交流などを組み合わせて地域の所得や雇用につなげる考え方です。
小泉氏は自民党の海業振興に関する議論に関わり、農林水産大臣時代にも全国展開を政策課題として扱いました。
小泉進次郎氏の国会発言をテーマ別に見る
記事本文で扱ったテーマを、本人の国会発言まで深掘りできます。まずは代表的な発言を表示し、関連発言があるテーマだけ追加で確認できます。
気候変動・カーボンニュートラル
「今こそ気候変動対策を強化しなければ」
2050年カーボンニュートラルを国と地方が一体で進める必要性を述べ、気候変動対策の強化を政府の重要課題として位置付けた発言。
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2030年度46%削減目標と2050年カーボンニュートラルに向け、再生可能エネルギー導入などを省庁横断で進める考えを説明した。
国会会議録で発言全文を見るプラスチック資源循環
「使い捨てプラスチックを最終的にはなくしていくこと」
プラスチック資源循環法制について、一部製品だけでなく幅広いプラスチックを対象にし、使い捨て抑制を進める考えを説明した。
備蓄米・米価安定
「今回、政府備蓄米は需要があれば全部出してもいい」
米価上昇への対応として政府備蓄米を需要に応じて放出する方針を示し、災害や不作への備えについても説明した。
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放出した備蓄米について、市場環境が整った段階で同量を戻す考えと、原則として国産米で備蓄水準を回復する方針を説明した。
国会会議録で発言全文を見る自衛官・予備自衛官の人的基盤
「防衛能力の核というのは人材力である」
防衛力を支える人的基盤として自衛官を重視し、処遇改善と規律保持の双方が必要との考えを述べた。
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予備自衛官等を防衛力の基盤を支える存在と位置付け、制度見直しや処遇改善を通じて安定的に確保する方針を説明した。
国会会議録で発言全文を見る政治改革
「進められるところから進めていかなければ国民の皆さんの信頼にかなわない」
政治改革について各党の一致点を探りながら実行可能な改革を進める必要があるとの考えを述べた。
※ 内容の要点は公式一次情報をもとに整理しています。正確な文脈・全文は各リンク先の公式資料から確認できます。
本人が語るこれまでの歩み
2024年の自民党総裁選に立候補した際には、本人の公式YouTubeで、少年時代から政治を志すまでを振り返る動画「小泉進次郎の人生」を公開しています。
小泉進次郎氏の現在情報
第2次高市改造内閣で防衛大臣に留任し、安全保障関連三文書の改定など防衛政策を担当している。
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- 生年月日、学歴、前職、国会・閣僚経歴を確認
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- 所属、選挙区、党役職、公式SNSを確認
- プラスチック資源循環政策と本人発言を確認
- 農林水産大臣就任時の米政策、食料安全保障等を確認
- 防衛大臣留任後の防衛政策に関する発言を確認
- 2024年総裁選における政策姿勢を確認
- 2025年総裁選における党改革、経済政策等を確認
- 公式サイトおよび本人公式SNS導線を確認
- 2009年から2026年までの衆議院議員総選挙結果を確認
この記事の更新履歴
- 2026年10月2日 経歴の続きと重複政策H2をH3へ整理し、高橋光男・岸本周平記事と同じ見出し階層へ統一
- 2026年10月2日 本文内の手動管理ショートコードと監査用の汎用H3を撤去し、WordPress側の自動表示と内容に即した見出し構造へ整理
- 2026年10月2日 主要見出しを「生い立ち・学歴・経歴」の3本柱へ統一し、既存本文を維持したまま検索意図と読みやすさを整理
- 2026年10月2日 本文の重要な年月・当選・就任・退任などを赤文字で強調し、重要箇所の視認性を改善
- 2026年9月23日 記事を新規作成。現況情報を確認
- 2026年9月23日 本人の公式一次情報をテーマ別に確認できる一次情報深掘りセクションを追加・更新。
- 2026年8月23日 記事を新規作成。現況情報を確認













